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  • 整備ブログ

こんにちは!‌

メンテナンスドクターの松久です!(^へ^)b‌

今年も残りわずかとなって参りました。‌

年末には家族でスキー場に行く予定です♪‌

妻は行ったことがあるようですが、私はウィンタースポーツを一度もしたことがないので緊張しています。‌

ではでは本題に入りましょう。‌

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今回はボルボV70のオイル漏れ、冷却水漏れの修理です。‌

点検してみるとカムシールからオイル漏れをしていました。‌

タイミングベルトを外したり、専用のツール(工具)が必要だったりと時間と手間がかかる作業です。‌

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また、オイルシールがずれたりする原因にエンジン内圧の上昇があります。‌

オイルトラップ内が詰り、逃げ場を失ったガスがオイルシールを押し出してしまうんですね。‌

「なぜそうなってしまったのか?」の真因追究も必要で交換後に同じことが起こる可能性もあります。‌

単純に劣化でオイル漏れが起きた。と言い切れないところも整備士としてのスキルの差になってきます。‌

今回は、カムシールのみならずクランクのオイルシールも交換します。‌

オイルポンプも取り外していきます。‌

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下回りに漏れていたエンジンオイルが付着しているのが分かると思います。‌

タイミングベルトケースにもエンジンオイルが付着していましたので清掃していきます。‌

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オイル漏れの修理は掃除も大変です。‌

しかし、二次災害に繋がらないように丁寧に掃除していきます。‌

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清掃後オイルポンプを組み込みました。‌

後は全て組みなおして最終チェックをするだけです。‌

今回はオイルトラップの詰りがなかったので週箇所が必要最低限に抑えられました。‌

年末に修理が間に合い安心しました。‌

それでは皆さま、より良いボルボライフを!