ボルボ 850 エンジン止まる アイドル不調 点検
新年明けましておめでとうございます!
今年初めての整備ブログです。
本年もよろしくお願いします。
さて、今回はボルボ850が走行中に止まったり、アイドリングが不安定だったりするとの事でご来店しました。
センサーの不調などの様々な原因がありますが、一つ一つ探っていけば必ず直せます。
それでは点検していきます。
ディストリビューターを点検しましたが、失火に繋がるような不具合はみられませんでした。
しかし、湿気により電極部が若干ですが、腐食しておりました。
真鍮ブラシ等で腐食部分を清掃しました。
直接の原因ではありませんが、後々のコンディションに繋がりますのでしっかりとメンテナンスしていきます。
ディストリビューター以外も色々と点検しましたが、今回1番の原因は部品の汚れによる物でした。
汚れを放置するだけでもエンジンが止まる事があります。
スロットルバルブと、IACバルブが汚れていました。
エンジンは内部でガソリン燃やす為に空気を取り込んでます。
この部品は、空気の吸い込み量を調整する部品です。
空気が正常に吸い込めないのでエンジンが止まったり、アイドリング不調に繋がったりしていました。
近年の車は汚れで空気が吸い込めなかったとしても、コンピューターが自動で調整してくれます。
しかし、調整(補正)できる事にも限界はあります。
異変が起こる前に定期的に清掃をしてあげましょう。
写真は清掃後です。
各部を可動させて正常に動くか最終チェックをしてから組みつけしました。
掃除は何事も基本になりますが、自動車も一緒です。
エンジンルームもたまには掃除してあげてくださいね。
最後に当店は他店舗で購入されたボルボや、他メーカーのお車(国産車輌など)も整備可能です。
ご家族のお車も当店にお任せ下さい。
また、どうしても整備をしながらのご返答になります。
できればLINEやメールでご連絡頂けると幸いです。
それでは皆さま、より良いボルボライフを!